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名古屋・久屋大通、並木道。

名古屋は緑の多い街です。名古屋市役所、名古屋城も素晴らしいですし、広小路通、錦通、若宮大通、
久屋大通などにもたくさんの大木が並びます。ケヤキ、クスノキ、イチョウ、トウカエデなど種類も様々。

先日、久屋大通を歩いているとヘルメットをかぶってケヤキの木の幹をトントンしたり、
双眼鏡のようなもので見上げていらっしゃる男性お二人がいらっしゃいました。
私もつられて見上げているとその男性が「大丈夫ですよ、枯れ枝がないかチェックしているだけなので」とのこと。

「そうなんですねー!失礼しますー!」と言って帰ろうと思ったのですが、ふと、
毎年毎年、初夏から秋までこの久屋大通に日陰をつくってくれる有難いケヤキさんたちは、
いったいお幾つなんだろうか…と、気になってしまいました。

そんなことを聞くなんておかしな人だと思われるかもしれません。でも、男性が幹の太さを測り始めた時、
ここで聞いたらなんか面白いかもしれん!!とピンっときまして、

「あの、お仕事中にすみません。このたくさんの木は幾つなんですか?」と聞いてしまいました笑
男性は変な顔をすることもなく、
「私も詳しい経緯はわかりませんが、ここには高度成長期に植えられているんですよ。
だからもう40年は経っていますからね。植えられた時にある程度の大きさがあって10歳だとすると
50歳超えているかなと思いますね。でも60歳まではいっていない、そんな感じですかね」

ヘルメットを見ると「日本樹木医会」の文字が!木のお医者さんです!!!
テレビではお見かけしたことがありますが生では初めてで、本物や!!!と大感動。

続けて私が「ここに木さんがたくさんいてくれるから日陰になってとっても助かるんですよ。有難いです。
話せないだけで気持ちはあると思いますし、できれば伐られてほしくないんですよね」と言うと、

木の先生は「そうですね、木にも気持ちがあって、私たちの話をちゃんと聞いていますからね。
ただ、南の方は新しい高速道路ができるのでたくさん木を抜くそうです。
今のご時世、木を伐採することにナーバスになる方々も多いので、
全部ではないにしても移植という形を取るんだと思いますよ」

と教えてくださいました。
やっぱり木や植物さんたちにも気持ちがあるんですねと、嬉しい気持ちになりました。
植物さんを褒めるとよく育つし、切り花でも「元気に咲いてきてね」とお願いすると
美しい状態をさらにキープしてくれていることがよくあります。

私たちは、私たちの言葉がわかったり、目の表情など目に見えるもの、
聞こえるもので相手の意思を確認する癖があります。でも、それでは計れないものも大切にしていくことが
実は重要な時代ではないでしょうか。なんでもAIに聞いて答えを求めるとかそう言うのではなく、
日々、私たちがもっている感じる力を生かして自然とともに生きていきたいなと思います。




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